Research Center of Criminal Justice and Wrongful Convictions (RCWC)

刑事司法・誤判救済研究センター

研究成果

研究成果物

書籍
安部祥太=鴨志田祐美=李怡修編『見直そう!再審のルールーーこの国が冤罪と向き合うために』(現代人文社、2023年)
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論文


  • 斎藤司「違法収集証拠排除法則の法的性質について」法律時報95巻12号(2023年)33-39頁
  • 伊藤睦「証人審問権と司法面接」季刊刑事弁護115号(2023年)40-46頁
  • 笹倉香奈「鑑定留置制度の現状と課題」法学セミナー68巻6号(2023年)53-59頁
  • 笹倉香奈ほか「『証拠法の心理学的基礎』が示すもの――日本における『証拠法』の確立に向けて」法と心理23巻1号(2023年)48-54頁
  • 鴨志田祐美「再審をめぐる『早春の嵐』」世界969号(2023年)10-14頁
  • 鴨志田祐美「今こそ再審法の改正へ」ヒューマンライツ424号(2023年)2-9頁
  • 鴨志田祐美「繰り返された『再審妨害』――大崎事件」法と民主主義580号(2023年)22-25頁
  • 鴨志田祐美「いま、なぜ『再審法改正』が必要なのか」法と民主主義74巻10号(2023年)
  • 8-12頁
  • 鴨志田祐美「冤罪とジェンダー――女性のえん罪被害の背景にみるジェンダー・バイアス」法と心理23巻1号(2023年)14-20頁
  • 秋田真志「可視化の現在・立会いの未来 大阪地検特捜部検事による陵虐取調べを認定」OBA MJ216号(2023年) 59-60
  • 秋田真志「可視化の現在・立会いの未来 可視化記録媒体に提出命令」OBA MJ224号(2023年)42-44頁
  • ③判例評釈等
  • 斎藤司「刑事判例研究:新証拠による旧証拠の証明力減殺が、他の旧証拠の証明力に関する評価を左右する関係にあるとはいえず、それらの再評価を要することになるものではないとされた事例」ジュリスト1582号(2023年)129-133頁
  • 鴨志田祐美「再審弁護人のベレー帽日記(毎月連載)」創53巻4号(2023年)~54巻1号(2024年)
  • 鴨志田祐美ほか「座談会 袴田事件再審開始決定!今こそ再審法の改正を」創53巻5号(2023年)30-43頁
  • 鴨志田祐美ほか「座談会 再審事件の『経験者』が語る、法改正の必要性」法と民主主義74巻10号(2023年)13-30頁

国際的連携

    ①海外の研究者等との連携によるプレスリリース 1件
    2023年9月4日にフンボルト大学やハレ大学の教授などドイツ在住の研究者と連携しながら、ベルリンにおけるプレスリリースを実施した。会場には、ドイツから複数の研究者が集まり、日本の状況と問題について、英語およびドイツ語で議論もなされ、その模様は、ネット配信を通じて世界に配信された。
    ②国際学会における報告 1件
    2023年9月7日に、ヨーロッパ犯罪学会において、センター長である斎藤をコーディネーターとして、パネルディスカッションを行った(The Death Penalty and Retrail in Japan: Current Situation and Challenges after the “Hakamata”Case Decision)。このパネルには、世界各国の研究者も参加し、日本の現状や問題点について様々な観点から議論がなされた。

    社会連携

    ①シンポジウム「人質司法を考える」(2023年6月30日・龍谷大学梅田キャンパス)の共催
     国際人権団体である公益財団法人ヒューマン・ライツ・ウォッチ、一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパンとの共同研究

    ②「人質司法サバイバー国会」(2023年11月10日・参議院議員会館)の共催
    国際人権団体である公益財団法人ヒューマン・ライツ・ウォッチ、一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパンとの共同研究